お別れの春
4月28日
お別れの春、、、3月、卒業式のすぐ後に犬のハナちゃんが旅立ちました。皆から好かれて可愛がってもらったハナちゃん。ハナちゃんと出会って、ハナちゃんみたいな犬を飼いたいから譲渡会に行く、と言ってくれた子も。推定18〜19才。長く一緒にいてくれて、悔いは無いけれど、寂しい。そして、桜満開、デッキが霜で真っ白の今朝、ウサギのホワイティも旅立ちました。何の予兆もなく、突然に。動物ってそうなんです、健気に最後の最後まで弱ったところを見せなくて、見せたときはもう終末が近い、、、日々の忙しさに忘れているけど、限りある命、動物も人間も。
ところで、ウサギを飼っていらっしゃる方、ウサギフード(バニーセレクションのメンテナンス)まだ3キロくらいあります。使って下さる方いらっしゃいましたらお知らせ下さい。
探究学舎へ
4月20日
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探究学舎の体験版:宇宙編、元素編、生命進化編に子ども達2人と参加!体験版と言っても、1コマ90分を3コマ、集中もつかな?と思ったけど、流石の宝槻さん、好奇心を刺激してグイグイ引き込むお話、映像、仕掛けの数々。同じテーブルの子達で話し合って意見をまとめるのも良かった。吉哉くん、初対面の子に声をかけ、一緒に進化カードの順番を考えて並べていました。
3、4年前から探究学舎面白そうと注目していて、関西に来るのを待ってた!最近、宝槻さんはTVの「情熱大陸」で特集されて、今回の体験版も告知後あっという間に満席に。
伊作は教育の分野に進みたいから、授業を楽しみつつも、宝槻さんの授業の進め方や話、周囲の子ども達の様子を観察。感じるもの色々とあったみたい。好奇心の起爆剤を投げ込み、子ども達が嬉々としてもっと見たい、知りたい!と叫ぶ、、、親の私も楽しみました!夏休みにまた関西でも開催予定、オンライン版も始めるそうで、楽しみ!
教育の新しい波、早く!
2月23日
子供側の、規則が理不尽だとか、学校がつらいとか、また、先生側の、生徒が規則を守っているか調べたり、守らせるために(+守らない子を叱ることに)費やす時間とエネルギー、本当に勿体ない(その規則、本当に必要?)。自由の中で、自分は何をしたいのか、どうすることがよいのか大事なのか、今自分のしていることは何のためなのか、自分の目標の役に立っているか、考える練習を今しなくていつするの? そして誰でも何才でも愛ある環境は大事!
学校生活を自由で楽しいものに。この校長先生のような取り組み、日本中に広がって! 神戸にも早く!!!
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地元中学校の説明を読むと、「問題を防ぐために持ち込み禁止」ーー起こりうる問題や、モラルの指導についても記載があるものの、、、問題が起こるかもしれないから禁止では、根本の解決よりも棚上げ(思考停止)するだけのような気がする。スマホの奴隷にならないように、賢くスマホを使いこなせる人になるように子供が自分で考えてほしいし、スマホでSNSのイジメが、というなら、スマホ以前に、イジメがなくなるように、いじめたい気持ちにならないくらい、皆が楽しくイキイキ充実するような学校にする方向に努力する方が有効そう(上記、写真の記事のように)。LINEにハマるなら、自分のしたいこと、熱中することの無い寂しさ、承認欲求を埋めているだけかも、なぜそうなったか、子供が興味をもったことを応援せずにきたのかもしれない。親心で「そんなことより勉強」とついつい言ってしまいますが、繰り返していると、子供は興味を持たなく、トライしなくなっていくような気がしませんか? スマホでゲームばかりするから学校で禁止してくれと言う親がいるなら、それはそもそもゲームより面白いことが人生にはたくさんあると教えられなかった(その時間がなかった)親サイドの問題かも。ウチはゲーム機ゼロの家だけど子供から苦情が出る事も無い(したいことが多過ぎて毎日時間が足りない!)。ゲーム=悪でもない。子供がゲームクリエイターやプロになると言うなら、それも人生、やるからには突き抜けろ、とメリットやリスクを一緒に考え、どんな仕事にせよ、一生学び続けること、2足3足のワラジどころか色んな仕事が出来るように考えることを手伝うとか。子供が自分で人生をどう計画、実行していくか、学生の間にたくさん考えて、いろいろトライできるといいな。
読み書きに困っている子供の目が原因かもしれない件
2月9日
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奈良、橿原市のオプトメトリスト(アメリカの検眼士の資格)さんのところに次男くんの再チェックに行って来ました。
昨年の春頃に「字が斜めに揺れて読みづらい」と言ったこと、字が練習してもなかなか上手に書けず学校でつらくなったこと、しかし視力検査では1.2と悪くない(一般的な視力検査では「黒板が見えるかどうか」の遠見視力しか調べない)ことから、ディスレクシア(文字が回転したり正しく見えないため読み書きに困難が出る)の可能性を考え、すぐに検査したくてもLDセンターはどこも数カ月待ち、、、
そのオプトメトリストさんは見え方の詳細な検査(日本の眼科での検査よりも種類も多く、角膜の状態から詳細に分析)をした上でディスレクシア専門の特殊なレンズをオーダーメイドで作る事が出来ると分かり、事情を説明して伺ったのは昨年5月のことでした。
その時に、遠くを見る遠見視力は良いが、近くの焦点が合わず、字がぼやけてにじんだ毛虫のようにしか見えていない事、視点を移動した時に合わせる力が弱いこと(例えば、黒板、ノート、黒板と視点をジャンプすると焦点が合わない)などが初めて分かり、焦点を合わせるための補正レンズを次男の目に合わせて作りました。
そこで初めて、次男くんは、他の子達は字がはっきり見えていて、自分には見えていなかったことが分かり、つぶれかけていた次男の顔がパッと明るくなりました。メガネに慣れるのにしばらくかかりましたが、2ヵ月後には自分から本を読むようになり、書く文字も以前より格段に小さくきれいに書けるようになりました。毎日宿題に2〜3時間かかっていたのが半分以下になり、本人も少し楽になりました。
私達はあちこち見ても自然に焦点を合わせていますが、それが出来ないと、視点を移す度にぼやけたら動く事に不安になりますよね?(例えば、吹雪の中でのスキーを考えてみて下さい)それが解消したことで活動的になり、一輪車に上手に乗れるようになり、インラインスケート(ハーフパイプ)もやる気が増してぐんと上達しました。
今回8ヵ月後のチェックで、レンズを作り直し、読んだり視点を移動するテストスコアも以前よりも20点以上アップ、かなりの改善が見られて、「見え方」の検査の職人のようなオプトメトリストさんと出会えたことに心の底から感謝。
本によると、近見視力に多少なりとも問題を抱える人は日本でも全体の20%ほどいるらしく、次男くんのように、メガネで見え方が改善すれば学習も生活もうんと向上する子供達、学校であれも出来ないこれも出来ないと言われ続け自分は出来ないと思い込んでいる子供達、次男くんの他にもいるのでは。海外では小学校低学年で視力+見え方(遠見と近見視力の両方)の検査をして必要な対策を取るのに、日本は遠見視力だけ。アップデート必要です。
では高度な機械で検査すれば全て分かるのかと言うとそうではなく、オプトメトリストの松本さんの地道な積み重ねによるもの。検査データのこういう数値の組み合わせの場合こういう見え方という、長年の蓄積からの分析が一番大事なところだと思います。
ところで、次男くんの検査に感銘を受け、私の遠近両用レンズもアップデートしたくなり(笑)検査してもらいました。機械での角膜の収差などの検査、テストを次々としても1時間ほどかかり、遠視とか乱視の他に、上下の斜位があったとは、、、生まれた時から上下左右のズレを調整して見ているから(=力を入れるから疲れる)気付きませんでした。私の目、なかなかに無理していたんですねぇ、、、私が眩しいとあまり感じない(サングラス不要な)ことも数値的に証明されて、面白かった!新しいレンズが楽しみ。
追記:ちなみに、読み書きがうまく出来ないと、学校はまず知能検査ということが多いと思います。しかし文字や図が見えていない状態で知能検査のペーパーテストをしても正確に判断できるわけがないですね。また見ることにすぐ疲れてしまうので、集中が続かないと、今度はADHD傾向だと言われます(それもあっても不思議ではない。私も夫も自分でADHDだと思いますし)。それからもう一つ分かりにくかった理由の一つが、次男の「形、立体の認識能力」の高さ。目の検査で、視覚的にはぼやけてよく見えていないはずなのに、そのぼやけた形から予想して正答できるので、形の認知能力が高いです、と言われましたが、それは知能テストの結果とも一致していて、次男はその部分だけが飛び抜けて高かったのです。それ故に見えていないことが他の人には分かりにくかったというのは皮肉なことです。
学校からの眼科の追加検査では、次男くんは斜位はあるが『正常』です。医師に「文字が見えていなくても正常ですか?」と質問すると、眼科的には、手術や緊急な治療を必要としなければ『正常』なんだそうです(しかし普通の親は視覚が正常と聞けば、では頭の問題か、と思ってしまうでしょう)。学校の先生に視覚の見え方の説明をしても、親の言うことよりも知能検査の点数だと言われたり、薬を使うことの示唆があったり(ケースバイケースで必要な方もおられるでしょうが、アメリカで薬物等のカウンセラー経験もある義母からは次男には絶対に必要ない、使うべきではないと言われています)、、、同じ思いをしている親子、他にもいるんじゃないか、学校への不満ではなく(見えていなかった2年間分追いつくのは大変で、親身にサポートして下さっている先生に感謝)、単に現状と、近見視力の検査、周知が不足していることを憂慮して、書きました。読んで下さってありがとうございます。-