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卒業式、終業式

3月24日

六甲山小学校の卒業式としては、珍しく春のような穏やかな日、6名の6年生が小学校を巣立って行きました。生徒数の多い学校と違い、山の小学校では卒業証書の授与はあっという間に終わってしまい、残りの時間は、歌(国歌、校歌以外に、卒業生3曲、在校生1曲+退場の時は5年生の歌声で送ります)やスピーチや発表や、卒業生の思い出と、これからの夢が輝くステージ。今回で退官の校長先生のスピーチは、子供達へ伝えたいことがまだまだあるんだ、という熱意に満ちたメッセージでした。卒業式で特に好きなのは、卒業生が一人ずつ発表、宣言する夢/目標。「私/僕の夢、目標は、将来□□になることです。こういう理由でそう思うようになりました。中学校に行ったら、そのためにこんなことを勉強したい、頑張りたい。」 そのまっすぐな眼差しに、もうお母さん方は全員ハンカチ、タオル、ティッシュを手に、、、 その目標に向かってがんばって!と心の中でエールを送ります。
今年の卒業生は、担任の中谷先生に、卒業式の間に皆の前でサプライズの記念品贈呈。先生もびっくり、感動していらっしゃいました。
自然が好きで理科が得意な中谷先生、最後の最後まで、自然観察、校外学習に6年の子供達と山を歩き回られたそう。先生のお陰で、卒業生の1人は理科の面白さに目覚め、科学捜査官を目指すのだとか。先生の影響は本当に大きい。それが希釈されることなくダイレクトに伝わる山の小さな小学校。最高の卒業式だと毎回思い、毎回泣いてしまいます。

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翌日は終業式。これでウチの子達も4年生、1年生終業。4月から次の学年に! 子供達が元気よく庭で遊んでいる間に、母は1年を振り返り、しばし感慨に浸る午後です。

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